ローエン

一人称:俺
性別:♂


町で人気のキャルドル屋店長。
紳士的で器用なお兄さん……と思われがちだが、実際は物を作る以外は不器用かつ、気になる子に声をかけることも出来ないほど及び腰な性格。
  
よく友人のルーウェルに助けを求めている。
紅茶屋の風花には絶賛片思い中。


▼会話する

「俺はローエン。よければ何か見ていくかい?」
「キャンドルも良いものを作ろうと思うと色々必要で、素材を集めるのも大変だよ」
「好きな人!?い、いや……気になっているだけというか、その、うぅ……」


■Story

キャンドル屋の日常

物珍しそうに店のキャンドルに目を輝かせている男性が一人。ローエンは気になって声をかけた。
 
「あまり見ない顔だけど、どこから来たんだい?」
「あはは、実は深海の方から」
「それなら見ない訳だ!」
 
とても綺麗な光だったから、ついつい気になって引き寄せられてしまったのだと彼は言う。
ローエンは嬉しくなって、ここにあるものは全て自分の手作りで、炎の色も香りも物によって全部違うのだと得意げに話すと、彼はますます目を輝かせた。
 
「それはすごい!私は詳しくないから、出来れば長持ちしてオススメのものがあれば幾つか見繕って欲しいな」
「お安い御用さ」
 
そうして自分のオススメと、彼が棚の中で一際見つめていた一つをまとめてセットを作った。彼は大層喜んで、またいつか買いに来るよと軽い足取りで再び町へ繰り出して行くのをローエンは見送る。
それから間もなく、フードを被ったピンク髪の青年が駆けて行き「もう、すぐフラフラどっか行って……!」と先ほどの彼を捕まえやり取りしているのが目に入った。
 
「深海って、意外と賑やかなヒトが多いのかな?」
 
楽しげな二人の様子にくすりと笑みを零して、次は深い海の色のキャンドルでも作ってみようとローエンは想像を広げたのだった。