一人称:私
性別:♀
町の紅茶屋さん。
茶葉にとてもこだわりを持っており、仕入れも有るが自身で栽培している物もあり常連客も多い。
スピカのファンで彼女のイベントがあれば頻繁に見に行っている。
キャンドル屋のローエンに絶賛片思い中。
奥手な性格のせいで中々声をかけられずにいるらしい。
▼会話する
「こんにちは。風花っていいます」
「紅茶のことなら私に任せてください。あなたの気に入る一杯を見つけてみせます」
「好きな方?もちろんスピカちゃん!なのですが、最近ちょっと気になる方がいて、ええっと……」
■Story
通りがかりに
風花が買出しから戻る夕焼け空の下。ふと覚えのある声が煉瓦作りの塀の上から聞こえ、思わずさっと身を隠した。
「……ルーウェル聞いて。帳簿、つけ間違えちゃってさ。明日の入荷がとてもやばい、やばい……」
「へー。そういう時こそコトノハさんじゃないの?」
「この前も急な依頼出したばっかりだから気不味い!!」
「自業自得!」
わーどうしよう!と、なんとも情けない声が塀の上から聞こえて来る。
「(あぁわかります、わかります。私も帳簿を間違えてしまって、ついでに発注も勘違いしてて、明日のメニューに困った事があります……!)」
上からは見えない場所に隠れて、風花は一人でうんうんと頷く。
「(色異体質の贋作ポットには高嶺の花か、雲の上の様な方に見えたのですが、実際はこんなに親しみやすそうなのですね)」
時々店にキャンドルを買いに行くと、彼がいつも誰かしらに囲まれていたり、分け隔てなく優雅に話している様を風花はよく見ていた。
自分もオススメを聞くのに二言三言ぐらいなら話したことはあるが、それだけ。
だから尚更、普段は見せていない顔をうっかり垣間見てしまった事実に心が躍った。
「また今度、頑張って話しかけてみましょう……!」
何となく嬉しくなって、二人に気付かれないようにゆっくりと、しかし軽やかな足取りでその場を後にした。
「……おや?」
「ちょっと話聞いてよルーウェル!」
「はいはい」