一人称:私
性別:♀
大地の……?
巻き込まれ山伏。
修行のため霊峰に滞在していたのだが、事ある度に何かしら事件に巻き込まれ、その都度居合わせた警備隊らについでだと協力を仰がれ続けた結果、気が付つけばほぼ警備隊の一員のようになっていた。
まあいっか?と思いつつもやはり腑に落ちてはいないようだ。
▼会話する
「アケビといいます。山伏をしています」
「というか、どうして私警備隊をしているのでしょう。いえ修行も出来ているので良いのですが……」
「ファイ君もフレアさんもすごいですね、連携がぴったりなんです。私は単独行動が多いので、見習うところがたくさんあります」
■Story
なりゆき山伏
「あの、霊峰の滞在許可期限が切れるので。そろそろ降りようかと思います。今まで寝泊まり出来る場所まで貸してくださってありがとうございました」
アケビが警備隊拠点地の談話室でそう手を挙げて言うと、残りの三人は皆目をきょとんと丸くさせ、しばらく固まっていた。
「ええええ!?山降りちゃうの!?なんでなんで!?」
「いや、あの、だから滞在許可が……」
「ぼ、僕らと一緒に居るの嫌になっちゃった……?」
「え、あ、そうではなく私山伏で修行に来ていただけで……」
「まあ、やるべき事はヒトそれぞれだからね」
「エルさーん貴方は分かって言ってますよねー?」
不安と困惑でいっぱいの目をした二人に詰め寄られ、エルトフライトからはいつかこの日が来るかと思ったけど……とわざとらしく肩をすくめられ、一体この状況はどういうことだと頭を抱える。
「え、えと……じゃあ、延長で……?」
雰囲気に押されるままにそう言うと、エルトフライトはあっさりと彼女からじゃあ申請通してくるからと手元から許可証をするりと取り上げ、詰め寄った二人からはやったやったと喜びはしゃいで抱きつかれた。
立ち去る彼を見送りつつ、二人に揺さぶられつつ、アケビはふと自分のことを思い返す。
「……あれ、そういえば、そもそも私何で山伏になったのでしたっけ」
それはまた、別の話。