ハルヴァット

一人称:俺
性別:♂


観測場でラルたちと共に暮らす青年。愛称はハル。
ラルやソルの身の回りの手伝いをしつつ、ゆったり空を眺めたり奏者として楽器を奏でたりしている。
現在視力がかなり弱くメガネが必須。
 
レイの奏者であったが没後はラルの奏者になった。
二度も奏者契約をした強者だが、その話をすると他の奏者からはかなり恐がられてしまうのを気にしている。
素敵な彼女が欲しいという願望を持ちつつ、なかなか出会いが無い。


▼会話する

「俺はハルヴァット。星は好きかい?」
「奏者の楽器は普通の楽器とはちょっと違ってるって知ってた?このカホンだって、出そうと思えば本当なら出ないような音域も出るんだ」
「仕えているのは確かなんだけど、でもラルとは友人みたいな、そんな感じの方が強いかな。ああ見えて気さくなんだ」

▼レイ

「……うん。俺にとってはお母さんみたいな人だったかも、ラルとはまた全然違う感じかな。あんまり長くは一緒に居られなかったけど、ずっと大切な人だよ」


■Story

古き友らの距離感よ

特に問題なさそうだね、とラルにほぼゼロ距離で目を覗かれていたハルヴァットはようやく彼の顔が離れてくれたことに深く安堵した。
 
「分かってはいるけど毎回こればっかりは緊張する……」
「焼けてしまった目はどうしようもならないんだから、せめて今よりも悪くならないようには見るさ」
「はーー、ありがとう」
「二人は仲良しですね」
 
そんな日常の様子をソルが見て微笑む。
理に纏わる者たちは形こそ男女どちらかの程を取ってはいるが、性別的な概念は薄いことの方が多いらしい。
だからこそ悪気が無いことも理解出来るし、友人という枠からも決してはみ出していない事をハルヴァットは分かっている。
眼鏡を掛け直しつつ身なりを整えていると、「でもそういえば、」とソルが何か思い出した様に切り出した。
 
「ルミーは世間ではそういうのラブラブって言うっていってました」
「ははは、それは冗談が過ぎるよソル」
 
ラルはけらけらと笑う。
そして、少し間をおいて言葉の意味を理解した彼は。
 
「ウォエーー……」
「君は正直過ぎる」
 
いくらラルでもそれは無理無理無理無理!!!と転げ回るハルヴァットに、二人は顔を合わせて笑った。